日本ハム・メンドーサ 3死球も1失点の力投 「汗でボールが滑って」
「日本ハム-西武」(1日、札幌ドーム)
日本ハム・メンドーサ投手が今季初先発で5回を5安打3死球と荒れながらも再三のピンチをしのぎ、1失点と力投した。
初回2死からは浅村の打球を取り損ね、転がったボールをグラブで一塁へトスした反動で一回転。スタンドから笑いが起こったが、後続打者を抑え無失点。2点リードの四回1死満塁では源田の遊ゴロの間に1点を失い、なおも2死一、三塁も秋山をチェンジアップで一邪飛。五回には中村、メヒアに死球を与え2死満塁のピンチも最後は木村文を右飛に仕留め切り抜けた。
WBCではメキシコ代表選手として活躍。「疲れは残ってないよ」と登板前、話していた助っ人は「先発投手として最低限の役割は果たせたかな。三回までは良かったけれど、その後はちょっと苦しんだ。死球3つは人生で2度目。汗でボールが滑ってしまった。あと1イニング、2イニング投げたかったね」と振り返った。