大阪桐蔭・西谷監督 2度目の優勝に「大阪の野球を見せられた」
「選抜高校野球・決勝、大阪桐蔭8-3履正社」(1日、甲子園球場)
2012年以来5年ぶり2度目の優勝を果たした大阪桐蔭・西谷浩一監督(47)は、「感動的なゲームをやってくれて、選手に感謝しています。秋に(履正社に)負けてみんな『やり返したい』という気持ちが強かったと思う。秋からの成長を感じました」と感慨に浸った。
打線が4本塁打を含む14安打で8得点。前夜と今朝、今大会1回戦で履正社と対戦し、敗れはしたもののエース竹田に13安打を浴びせた日大三の攻撃シーンの映像を選手に見せたという。
「(日大三は)しっかりとたたいて打っていた。『ああいう攻撃がしたいんだ。甲子園はしっかりたたく場所だよ』と。そういうイメージを持って、竹田君を打ちにいこうと話をしました」。狙い通りに快音を響かせた選手たちを頼もしげに見つめた。
大阪桐蔭にとってはこれが春夏通算50勝目。「OBたちが頑張ってくれた数字。50勝を優勝で飾れてうれしく思います。大阪決戦で、大阪の野球を見せられた」と声を弾ませた。