DeNA・ラミレス監督 執念の継投“新勝利の方程式”で今季初勝利
「ヤクルト1-6DeNA」(1日、神宮球場)
DeNAのアレックス・ラミレス監督が、“執念”の采配で今季チーム初勝利をもぎ取った。
白星の2文字にとことんこだわった。それが如実に表れていたのが継投だった。6-1の六回に2番手として左腕・砂田毅樹投手を起用。その後も5点リードのままだったが、新外国人のスペンサー・パットン投手、三上朋也投手、山崎康晃投手の“新勝利の方程式”を惜しげもなく投入した。六回から九回まで無安打無失点と相手を完璧に抑え込んだ。
指揮官は「砂田があの状況で出てきて、ああいう仕事をしてくれて流れが完全にDeNAだった。その後のパットン、三上、山崎康も非常によくやってくれた」と絶賛。そして「今年の初勝利がかかっていた。重要な試合だった。あの場面は、3人の勝ちパターンを使いました」と力説した。
開幕2戦目でつかんだ今季初勝利。オープン戦とはいえ、チームの白星は3月16日・日本ハム戦以来。ラミレス監督は、「久しぶりですね勝ったのは」としみじみと語り、少しだけ余韻に浸っていた。DeNAが大きな大きな1勝を手にした。