川崎「年は取ったが体はきれっきれ」 ソフトバンク6年ぶり復帰会見
米大リーグ、カブスに契約を解除され、ソフトバンクに6年ぶりに復帰した川崎宗則内野手(35)が1日、ヤフオクドームで入団会見した。2日から筑後で調整し、4日のウエスタン・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に出場する見込みだ。
川崎は契約を「1年9000万円(プラス出来高)」と自ら公表。背番号は前回在籍時と同じ「52」に決まった。「朝起きたら『クビだ』とメールが来てて、ホークスが一番最初に声を掛けてくれた」。今春はカブスでオープン戦17試合に出場しており、体調面も「年は取ったが、体はきれっきれ」と自信を見せた。
古巣復帰の決断を後押しした福岡のファンを「GM(ゼネラルマネジャー)」と表現した。「たくさんのGMに感謝。タクシーの運転手さん、行く店の大将、エレベーターで会う子ども連れの家族。『いつ帰ってくるの』といつも声を掛けてくれた」と振り返った。
会見に同席した工藤監督は「誰にも愛されるキャラクター。川崎イズムをみんなに伝えてほしい」と望んだ。さらに「ケガ人(明石)も出たりして、今、一番薄いのが内野。彼が一番能力を発揮できる場所をしっかり考えたい」と起用法にも言及した。