楽天3年ぶり開幕連勝!今江2試合連続マルチ
「オリックス4-13楽天」(1日、京セラドーム大阪)
今季にかける思いがバットに伝わる。2点リードの三回1死満塁。楽天・今江は迷わず振り抜き、中前にはじき返した。14安打13得点の打線をけん引し、開幕2連勝を導いた。
「調子もいいし、チャンスで結果を出せて良かった」。二回にも先取点につなげる二塁打を放ち2安打2打点。前夜も3安打1打点と2戦連続マルチ安打と打点をマーク。2番から助っ人3人を並べる攻撃型打線で、6番・今江の果たす役割は大きい。梨田監督は「(外国人)3人が警戒されて四球。その後、きっちりタイムリーでかえしている」と目を細めた。
ロッテからFA移籍2年目。昨季は右ふくらはぎ痛の影響などで持ち前の思い切りの良い打撃が影を潜めた。「今年は本来の自分のスイングができている。昨年は期待を裏切った。今年は結果を残してファンに恩返しをしたい」と意気込む。
開幕投手を予定していた岸がインフルエンザ、2戦目先発予定だった安楽も負傷で開幕直前に離脱。投手陣のアクシデントにもめげず、3年ぶりの開幕連勝。スタートダッシュを今江が引っ張る。