センバツ準V履正社・安田 大阪桐蔭にリベンジ誓った

 次はやり返す。センバツ準優勝に終わった履正社の今秋ドラフト1位候補・安田尚憲内野手(3年)が2日、大阪市内のホテルで取材に応じ、大阪桐蔭へのリベンジを誓った。

 敗戦から一夜明けたばかり。「負けたのでどっと疲れがきた」と悔しさをにじませた。それでも下を向いていられない。「まだ夏まで時間がある。鍛え直して桐蔭に負けないようにしたい」。9日の春季大阪大会1回戦・今宮戦(履正社茨木グラウンド)から、最後の夏へ準備を進める。

 センバツでは準決勝・報徳学園戦で甲子園初本塁打となる高校通算50号を放った。岡田龍生監督(55)は注目される中で結果を残したことを「持っている力を出せた」と評価。山田哲人(ヤクルト)らを育てた指揮官は、さらなる進化を予感していた。

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