5回持たず…本拠地開幕飾れず…西武・多和田6失点KO
「西武3-7オリックス」(4日、メットライフドーム)
ぼうぜんと打球の行方を見守った。1点を勝ち越された直後の五回無死一、三塁。西武・多和田は初球スライダーを新外国人ロメロに捉えられ、バックスクリーン右へ1号3ランを浴びた。名称が変わった本拠地メットライフドームの開幕戦を託された右腕は、5回を持たず6失点KOという苦い結果に終わった。
「勝利を意識して投げたい」と強い意気込みが空回りした。三回、西野に適時二塁打を許すなどして2点を失い、同点とされた。五回には先頭からの3連打で勝ち越され、ロメロに一発を浴びた。
1年目の昨季は8月から5連勝で終えるなど、7勝をマーク。辻監督は「菊池とともに先発の軸に」と期待を寄せていたが…。結局、五回の失点が響き、チームは本拠地開幕戦を飾れなかった。