ソフトバンク・千賀まさか…自己最悪7失点KO ぶっつけ本番「情けない」
「楽天7-1ソフトバンク」(4日、Koboパーク宮城)
ソフトバンク・千賀がプロ7年目で自己ワーストの7失点。今季初登板で4回KOされ「自分の球が投げられなかった」と唇をかんだ。6回1失点で今季初勝利を挙げた則本とは明暗が分かれた。
三回にフォークがワンバウンドした暴投で先制され、四回は2死から6失点。聖沢と嶋の長短打などで2点を失い、茂木には甘いスライダーを右翼席への3ランとされた。さらに四球からピンチを招き、再び自身の暴投で1点を加えられた。
四回は味方の拙守もあったものの、千賀は「そういうところも含めて考えていかないと」と猛省した。3月のWBCでは侍ジャパン唯一の優秀選手に選ばれたが、今回はベンチの期待を裏切った。
WBC公認球から、NPB統一球に戻ることについては「投げやすい」と自信を見せ、大会終了後は実戦登板せずに調整。この日も最速151キロをマークしたが…。
則本との「侍対決」で今季初黒星。チームの開幕連勝も「3」で止めてしまった。