ヤクルト・バレンティン記録阻止の一打「最後に打ってやろうという気持ちだった」
「広島4-1ヤクルト」(7日、マツダスタジアム)
ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)が、ドラフト1位右腕の偉業を阻止する一打を放った。
広島ドラフト1位・加藤の前に九回1死まで無安打に抑えられていた燕打線だが、先頭の山田が四球で出塁。主砲は「試合の中でフォークが多かったので、フォーク1本で」と狙いを定め、初球133キロを左前に運んだ。
「ここまでノーヒットだけどいい当たりもいくつかあった。最後に打ってやろうという気持ちだった」と振り返った。
今後の対戦について「次の対策は見えた。次に生かしてやっていきたい」と加藤攻略を誓った。
九回1死一、三塁で右前適時打を放った雄平は「タイムリーが出て良かったです。本当は試合に勝たないといけないんですけど」と悔しそうな表情を浮かべた。