大谷、来季メジャー移籍を示唆 米CBSの密着番組で“激白”

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が9日(日本時間10日)に全米で放送されるCBSのドキュメンタリー番組「60ミニッツ」で来季のメジャー移籍を示唆した、と大リーグ公式サイトが7日(同8日)、伝えた。大谷は2月下旬から3月にかけて同番組の密着取材を受けていた。

 昨年12月に締結された新労使協定により、25歳未満、プロ6年以下の海外選手の契約が制限されることからメジャー移籍のタイミングが注目されている大谷。同サイトは、大谷が25歳になる2020年までメジャー移籍を待てば、日本選手初の総額2億ドル(約222億円)の契約の可能性を記しながら、本人は番組内のインタビューで「個人的には、いくらいただけるとか、いくら少なくなるとかというのは気にしていない」とコメントしたことを紹介。契約内容にこだわりがないことを伝えた。

 また、投手と野手の二刀流を1900年初めに活躍したベーブ・ルースと比較されることには「自分にとって(ルースは)伝説の選手。あまりにも古いことですし、彼は野球の神様ですから、比べられるべきではない」とコメント。本人の中では、メジャーを代表するスラッガーのハーパー(ナショナルズ)と同最強左腕のカーショー(ドジャース)を合わせた選手を考えているとした。

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