張本氏、大谷のケガは「野球生命がダメになるかも」 中畑氏、栗山監督の起用方法に喝っ!
野球評論家の張本勲氏が9日、TBS系「サンデーモーニング」で、日本ハム・大谷翔平投手(22)が8日のオリックス戦の走塁中に左太ももに肉離れを起こし途中交代したことについて「心配だねえ。野球生命がダメになるかもしれないよ」と厳しい見方を示した。
また、ゲスト出演した中畑清氏も、栗山監督の大谷の起用法について「なぜWBCを欠場したあと、なぜ完治させるために治療に専念させなかったのかなと。野球人生は長いのに、不安を抱えながらプレーすることのデメリットをなぜ考えなかったのか」と疑問を呈した。
2人は栗山監督が、公に大谷の走塁を制限をかける発言をしていたことにも疑問符をつけた。栗山監督の手腕を認めている中畑氏は「全力疾走するなと怒るわけじゃないですか、監督が。一塁ベースを右足で踏めとか左足で踏めと(指示をするが)自然にどっちの足でも無意識のうちに踏むんですよ、選手は。加減しちゃいけないんです。加減しろという言い方が監督として間違っていると思う。あれを表にメッセージを送ったら、怠慢プレーを促してるのと同じことなんです。表に送るのは珍しく監督としてダメ」と苦言を呈した。張本氏も「ファンに失礼だよ」と顔をくもらせた。
その上で張本氏に「小さな『喝』はないんですか」と問いかけるた中畑氏。張本氏も「小さい『喝』?大きいのでいいよ!」と不満を口にし、治療に専念させなかった栗山監督に『喝!』を入れていた。