オリックス・西が154球完封勝利 チームも開幕3連敗からの5連勝
「オリックス2-0日本ハム」(9日、京セラドーム大阪)
オリックス・西が昨年7月19日ソフトバンク戦以来となる完封勝ちで今季初勝利を飾った。154球を投じ、日本ハム打線を5安打8奪三振3四死球に抑えた。チームも開幕3連敗からの5連勝となった。
打線は五回に二死走者なしから四球と安打で一、三塁の得点機をつくると、宮崎が左前に適時打を放ち、1点を先制。七回は押し出し四球で加点した。
日本ハムは中田が右足付け根の痛みで、レアードが死球の影響で途中交代するなど、6回1/3を2失点と粘投した先発のメンドーサを打線が援護することができなかった。リーグ最多の7敗目を喫した。
自身6度目の完封勝利となった西は、「すごくチームがいい雰囲気なので流れに乗っていけました。本当に九回までいい感じでいけました」とお立ち台で胸を張った。
先制打を含む3安打の宮崎は「うれしいです。西が頑張っていたので先に点を取ってあげようと野手で話していた」と笑顔だった。