ロッテ・石川3回5失点KO「何かがおかしい」
「オリックス11-1ロッテ」(11日、京セラドーム大阪)
ロッテ・石川が首をかしげながら言った。「苦しかった。感じはよかったが、自分の何かがおかしい。球自体は悪くないが打たれる…」
3回を98球で被安打8の5失点。一回、1死から4連打で2点。三回にも自らの失策が絡んだ1死一、二塁から、またもや4連打で3点を失った。それでいて、5奪三振をマーク。すべて空振りだ。
4日の日本ハム戦では5回を2失点。球数は120。「(前回は)球が悪かった。悪いから打たれた」と振り返ったが、粘って試合を作っている。
「(今年は)簡単にストライクが取れない」とつぶやいた。共通するのは球数の多さで、必死に“おかしさ”の正体をつかもうとしている。この日は29歳の誕生日。「次、頑張ります」。次回こそスッキリ祝う。