ソフトバンク・千賀、汚名返上13K!8回無失点で今季初星

 「日本ハム0-3ソフトバンク」(11日、札幌ドーム)

 汚名返上の決意がこもった137球だった。先発のソフトバンク・千賀が8回を6安打無失点で今季初勝利。4日の楽天戦は4回7失点で早々と降板しただけに「あんな悔しい思いはしたくない一心で投げた」と自己最多タイ13奪三振の力投に胸を張った。

 三回まで毎回安打を許した。二回1死一、三塁では、捕手の甲斐が好送球で三走を刺すなど、支えられて後続を断った。五回1死一、二塁では持ち味のフォークボール、直球で連続空振り三振に仕留めた。先発陣が6試合連続で6回を投げ切れずに降板。救援陣の負担を減らし、連敗を2で止めた。

 同じ育成出身の甲斐とは前回登板に続き、先発バッテリーを組み、初めて挙げたメモリアル勝利。千賀は「ボールは(甲斐)拓也にあげました」と喜びを分かち合った。

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