日本ハム・レアード初弾ですしポーズも初披露 連敗6でストップ
「日本ハム4-3ソフトバンク」(12日、札幌ドーム)
不振のどん底に苦しんでいた日本ハムの助っ人レアードが、今季初のすしポーズをお披露目した。五回。近藤の適時打で同点としなおも2死一塁。大きな放物線を描いた打球は左中間席へ飛び込んだ。泥沼6連敗を止める一撃に三塁を回ると何度もすしを握った。
11試合目で生まれた1号アーチが決勝弾。今季の新バージョンのすしTシャツを着て、お立ち台に上がり「ホントウニ、ナガカッタ。皆さんの前で(すしポーズを)披露できてよかった。長い間、閉店していたけど、今日から開店です」と笑顔でまくし立てた。
昨季は初の本塁打王を獲得も3年目の今季は開幕から絶不調。試合前までの打率は・094。その中、大谷に続き中田も右内転筋筋挫傷で欠場。前日に続き来日2度目の4番に座った。「余計なことは考えずに打席に入った」。打てない日はビール2杯飲んで寝るのが日課だったが、見事に4番の重圧をはねのけ、結果を出した。
ケガ人続出のチームに「苦しい」と嘆いていた栗山監督も助っ人の一発に「おっそいよ」と言いながらも目尻を下げていた。