DeNA サヨナラ勝ちも…筒香ヒヤリ! 右太もも負傷 15日の出場は状態次第
「DeNA4-3ヤクルト」(14日、横浜スタジアム)
冷や汗をかいた末に、何とか白星をつかんだ。延長十回1死三塁。DeNAは白崎の三塁適時内野安打で今季初のサヨナラ勝ち。ラミレス監督は「非常にタフな試合だった。最初から最後まで、よくあきらめなかった」と大きく息をついた。
劇的勝利にも手放しでは喜べなかった。本拠地が騒然となったのは九回の守り。一度は左翼の守備位置に就いた筒香が、右足を引きずりながら一塁ベンチへ。表情を引きつらせるラミレス監督の脇を通り抜け、そのまま途中交代となった。
指揮官は主砲の状態について「大きなことではない。右太ももを軽くつったようだ」と説明した。この日は梶谷も右太ももの張りを訴えて欠場。ともに大事には至らない模様だが、15日の試合出場は当日の状態次第で決める方針となった。
守護神の山崎康は2試合連続で救援失敗。ラミレス監督は「リリーフはよくやっている。出た試合で全部いいということはない」とかばったが、長丁場のシーズンで早くも不安を露呈した。