大島康徳氏 大腸がん「ステージ4」と告知された瞬間振り返る 「風邪のように」

 プロ野球の中日、日本ハムの選手として活躍した大島康徳氏(66)がブログで、「ステージ4」と告知された瞬間を振り返った。風邪と診断されるかのような流れだったという。

 大島氏は14日のブログで体調不良から検査を受けたことを記し、終えてから妻と待合にいると看護師に呼ばれ、診察室へ移動したことを記した。診察室では医師はにこやかに迎え、「お腹痛かったり張ったりしていません?」「便秘は」「便に血は」などと尋ねたという。大島氏は「痔(じ)があるのでときどき出血する」と答えつつ、「なんでお腹のことばっかり聞くんだろう」と不思議に思ったという。

 医師は大島を寝かせて直腸を触診。「大島さん、痔はありませんでした。直腸に残っている便を採取できたので検査をしました。潜血反応が出ています。痔の出血ではありません」と告げた。医師は検査画像を見せ、「これは大腸の写真です。ここはS状結腸といいいます。ここに何かできています。それから、これは肝臓の写真。ここにもいくつか何かできています」と説明を続けた。大島氏は「糖尿病と関係あるのか」とやはり不思議に思った。

 医師は「精密検査をしないと断定できませんが大腸がんでしょう。正確にはS状結腸のがんです。そこを原発とした肝臓転移の可能性あり」と告知した。妻が冷静に「ステージは?」と質問。医師は「ステージは4です」と返答した。

 大島氏は「風邪ですと告げられるのと同じような流れで、あまりに突然に、そして唐突にがんの告知がやってきました」と記した。昨年10月26日のことだったという。

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