オリックス・ロメロ復帰弾 V走塁&強肩発動で3連勝導いた

 「日本ハム1-3オリックス」(18日、静岡県草薙総合運動場野球場)

 4番復帰のオリックス・ロメロが草薙で躍動した。1点を追う四回。1死から打席に入ると、高梨の137キロ直球を左翼スタンドにライナーで運んだ。これがリーグトップに並ぶ5号同点ソロとなった。

 これだけでは終わらない。四球で出た六回には二進後、中島への3球目が大きく弾んだのを見て、すかさず三塁を陥れる好走塁。中島の決勝犠飛を呼んだ。

 さらに六回の守備。右翼線を襲ったレアードの当たりを素早く処理し、二塁へのダイレクト送球で打者走者を刺す強肩を披露。僅差のゲームの中で、守備でも大きな貢献を見せた。

 「安打が0でもチームが勝てればうれしい。まして結果が出たのだから、なおさらいい」

 14日のソフトバンク戦で腰に死球を受け途中交代。15日も欠場し2試合ぶりの復帰戦。福良監督は「(ロメロがいると)違いますね。勝負強いですね。本当に」と最敬礼した。

 ロメロは試合前、草薙はかつてベーブ・ルースがプレーしたことのある球場だと聞いて興奮した。「そうなのか。ベーブはもちろん知っている。子供の頃に映画も見たことあるよ」と、レジェンドと同じグラウンドでプレーできる喜びを体で表現した。

 3連勝で今季最多の貯金4。この快進撃は5発全てが勝利につながっている助っ人の存在抜きには語れない。

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