西武・浅村が延長十二回サヨナラ打
「西武5-4楽天」(19日、メットライフドーム)
西武が延長十二回、浅村の殊勲打でサヨナラ勝ち。1死一塁から右中間へはじき返し、一走の秋山が一気に生還した。
西武は2点を追う八回、楽天の先発右腕、則本を攻め、1死二、三塁から、浅村の適時打で1点差に迫ると、相手の守備の乱れで同点に追いついた。
楽天は一回、茂木の先頭打者本塁打で先制。二回にも茂木の適時打で1点を追加した。五回にはペゲーロが6号ソロ。さらに七回は、ウィーラーの適時二塁打で1点を加えた。
西武は先発の多和田が6回3失点。
楽天・則本は8回で10三振を奪うも、7安打4失点(自責は3)。
楽天は十二回から登板した森原が秋山、浅村に連打を許し、11試合目の登板で初失点で黒星を喫した。チームの連勝も4で止まった。
3安打3打点で、今季打率も4割超えの浅村は「抜けたと思った。(調子が良くて)怖いですね。とにかく勝ちたい」と白い歯を見せていた。