ヤクルト3連敗 ブキャナン好投も初黒星
「巨人1-0ヤクルト」(19日、鹿児島県立鴨池野球場)
ヤクルトは、ブキャナンの好投も実らず3連敗を喫した。昨年8月20、21日広島戦(マツダ)以来の2試合連続零敗に、真中監督は「ブキャナンがよく投げてて何とかしたかったが、攻められなかった。打線が打たないことには勝てない」とぶ然。
ブキャナンは7回1失点(自責点0)で、防御率0・78はリーグトップの安定感だ。だが初回、味方の失策で出した走者を、自身のボークで三塁まで進め、阿部の中犠飛で先制点を許した。結局これが決勝点になった。
自ら二塁打を放つなど一人気を吐いたが、来日初黒星。「(ボークは)打者とのタイミングをずらしたり走者と駆け引きする中で、自分ではしっかり止めたつもりだが、不運としかいいようがない。自分のやれることをしっかりやるだけ」と前を向いていた。