ロッテのドラ1佐々木、プロ初黒星 7回1失点も「まだまだ課題」
「ロッテ0-4ソフトバンク」(20日、ZOZOマリンスタジアム)
プロ初白星の次に待っていたのは初黒星だった。ロッテのドラフト1位・佐々木(桜美林大)が7回を1失点と好投したが、打線の援護がなく、その1点が命取りとなった。
「アッ!」。思わず声を上げた。五回2死一塁。中村晃に左越えへ先制二塁打を浴びた。打球は目測を誤った左翼・パラデスの差し出したグラブの先を抜けていった。
「前回よりはよかった。でも、まだまだ修正、反省、課題があります」。決して笑みは見せず、あるのは次を見つめる視線だ。
「いいピッチングをしていたね。ゲームへの対応力がある」とは伊東監督。バンデンハークと投げ合って一歩も引かなかった。
ストレートが走り、変化球も切れた。それでも負けは負け。「次に備えていきたい」。黒星を糧にする。