西武・雄星が4季ぶり完封「行くか?と言われたら行くしかない」
「西武9-0日本ハム」(21日、メットライフドーム)
西武は2連勝。打線の援護を受けた先発・菊池は9回144球を投げ、初回に先頭・西川が放った1安打のみの無失点。2013年以来の完封勝利で開幕戦以来となる今季2勝目(1敗)を飾った。
菊池は「めっちゃ気持ちいいです。早い段階で点を取ってもらい、楽に投げられました。そろそろ勝ちが欲しかったので、どんな形でも白星をと思った。(九回は首脳陣に)『どうする?行くか?』と言われたら、行くしかないなと思った。点を取られるまでは全力で投げようと思った。心強い打線が援護してくれるので思い切って投げるだけです」などと喜びを表した。
初回に先頭打者弾の1号ソロを放った秋山は、六回にも右越えに2号ソロを運ぶなど3安打猛打賞。「(初回は)まさか入るとは思わなかった。まずは出塁をと考えたが、いい仕事ができたし、(2番)源田も続いてくれた。(2本目は豪快弾だが)自分としては続いてほしくない打撃なので、(八回の右前打で)低いライナーが打てたのが良かった」などと職人らしい言葉を連ねた。