日本ハム今季2度目6連敗で借金10…栗山監督は選手かばう
「西武9-0日本ハム」(21日、メットライフドーム)
日本ハムは菊池の前に力で押し切られた。初回、先頭打者の西川が放った右前打のみに抑えられ、1安打完封負け。今季2度目の6連敗で借金は最多の10となった。栗山監督は「結果が全てなんでね。こっちの責任なんで」と選手をかばった。
初回の攻撃で先制点を奪えず、状態のいい左腕を乗せてしまった。2死三塁。今季打率1割台に苦しむレアードが遊ゴロ。無得点に終わると、二回以降、150キロ台の直球と変化球を自在に操る菊池に計12三振を喫した。
チームで唯一好調な近藤は2四球を選んだが後が続かない。「正直、力の差。対応できているのは(西川)遥輝と近藤ぐらい」と城石打撃コーチは脱帽した。
故障者続出で、栗山監督は打線を組むのにさえ苦しんでいる。この日は打撃練習で状態がいいと見た市川を5番で起用した。「一生懸命、考えたんでね。必ず点を取れる子たちだと思って信じてる」。23日に昇格の可能性がある中田が戻ってくるまで、耐えて投手陣の力投に期待するしかない。