早実・清宮が高校通算82号、右翼ネットへの130メートル弾
「春季高校野球東京大会・準決勝、早実-国士舘」(22日、神宮第二球場)
今春センバツに出場した早実は主将・清宮幸太郎内野手(3年)が「3番・一塁」で先発出場。清宮は2-6で迎えた三回の第2打席で高校通算82号となるソロ本塁打を放った。
この回、先頭の清宮はカウント1-2から外角球にバットを出しかけたが、判定はボール。次の5球目の内角球を鋭く振り抜くと、打球は放物線を描いて、右翼後方の高いネットの中部に当たった。推定飛距離は130メートル。
後攻の早実は初回にいきなり5点を先制され、清宮はその裏の第1打席は中飛に倒れた。1死一塁でワンボールからの2球目、内角球に詰まらされた。その後、西田燎太外野手(3年)の適時打で2点を返した。
早実は二回にも本塁打で1点を追加された。
清宮は15日の準々決勝・駒大高戦で40打席ぶりの一発となる高校通算80号と81号の2打席連続本塁打を放っていた。
この試合の勝者は準決勝のもう1試合、帝京-日大三戦(23日、神宮第二)の勝者と、27日に神宮球場で行われる異例の「ナイター決勝(18時開始予定)」で対戦する。