報徳学園 新体制で初公式戦!大角新監督、積極指示で勝利
「春季高校野球兵庫大会・2回戦、報徳学園7-1西脇工」(22日、明石トーカロ)
今春センバツ4強の報徳学園が、4月に就任した大角健二新監督の下、新体制で初めての公式戦を勝利で飾った。
三回1死一、二塁で篠原翔太捕手(3年)が、右中間を破る2点三塁打を放って先制。七回は小園海斗内野手(2年)の中越え適時三塁打などで2点を追加した。先発の津高弘樹投手(3年)は6回1失点。七回からはセンバツでも好投したエース・西垣雅矢投手(3年)が登板し、3回無失点の好投を見せた。
報徳学園は1994年から指揮を執っていた永田裕治監督が、今春のセンバツを終えて退任。後任として同校OBでもある前部長の大角監督が就任した。
大角監督は試合中に厳しい口調で指示を送るなど、積極的に動いた。「部長としてベンチに入れていただいていたので、意外と冷静に試合に入れました。ミスが出ると冷静にできませんでしたが(笑)。部長の時から永田監督に『ベンチで指示を出していい』と言われていたので、その経験が生きていると感じました」と振り返った。
報徳学園の先発は以下の通り。
1番・中堅 永山裕真外野手(3年)
2番・右翼 塩月陸斗外野手(3年)
3番・遊撃 小園海斗内野手(2年)
4番・捕手 篠原翔太捕手(3年)
5番・二塁 片岡心内野手(3年)
6番・三塁 池上颯内野手(3年)
7番・一塁 神頭勇介内野手(2年)
8番・左翼 糸井辰徳外野手(2年)
9番・投手 津高弘樹投手(3年)