ロッテ50年ぶり貧打 67年南海以来の開幕20戦チーム打率1割台
「楽天4-2ロッテ」(25日、東京ドーム)
最終回、松井裕の前にロッテは細谷圭内野手(29)、マット・ダフィー内野手(28)、鈴木大地内野手(27)が3者連続の3球三振でゲームセット。この瞬間、50年ぶりの記録が刻まれた。
開幕20試合を消化してチーム打率は・185。開幕20試合の時点で2割を切ったのは67年の南海(現ソフトバンク)以来だ。
伊東監督は「だいぶ、一時よりはよくなった。八回も粘りが出ていた」と話す一方で、「接戦に見えているが打てない。特に真ん中が…」と嘆いた。
1-3の八回、井口の安打からハーマンの暴投につけ込んで1点を奪い、なお2死一、三塁。だが、四回に1号ソロを放った大嶺翔が代わった福山の前に二ゴロ。ここまでだった。
「今いる選手でやるしかない。打順を替えて、日替わりでやっていきましょう」。指揮官は努めて明るく振る舞った。