雄平V打でヤクルト5位浮上 連敗ストップ
「中日7-8ヤクルト」(26日、ナゴヤドーム)
一塁上で拳を突き上げた。今季チーム最長試合に決着をつけたのはヤクルト・雄平だ。6-6の延長十一回2死満塁で、岩瀬の初球スライダーを捉えた打球は左前へ。決勝の2点適時打で連敗をストップした。「必死だったので打ててよかった。(八回の)大引の3ランがチームに勢いをもたらしてくれた」と仲間への感謝の言葉を口にした。
早出練習が実を結んだ。「右足をちょっとあげたことで、前にいかないようになってフォークを見逃せた」と、体が前に流れていた打撃フォームを修正。これが今季3度目の猛打賞へとつながった。
チームは今季最多の15安打を放ち、一日で最下位を脱出。真中監督は「いつもだとやられる展開。よく粘れた」と打線の復調に手応えを感じていた。