日大の女子マネが初ベンチ入りで“勝利の女神”に!父はNPB審判員
「東都大学野球、日大5-0専大」(27日、神宮球場)
日大が完封リレーで連勝を収め、勝ち点2とした。4年生の佐々木杏海(あみ)マネジャー(日大鶴ケ丘)が初めてベンチ入りし、記録員などを務めてチームをサポート。“勝利の女神”となった。
東都大学野球連盟では、96年の駒大など過去にもベンチ入りした女子マネジャーはいたが「ここ10年はない」と白鳥正志事務局長。日大の仲村恒一監督は「4年間やってきているし、何とか雰囲気を味わわせたいと。この経験が今後に生きると思う」と説明した。
NPB審判員の昌信氏を父に持つ佐々木マネジャー。高校時代はバスケットボール部に所属していたが「野球に関わりたい」と、日大で野球部に入部した。考えてもみなかったベンチ入りが現実となり「感動しました。こんな風に見えているんだなと。監督さんにはいい経験をさせていただきました」と、感激の面持ちだった。