オリックス・福良監督 不満1敗 近鉄ユニ着て、南海に…“いてま”わされた

 「オリックス1-3ソフトバンク」(28日、京セラドーム大阪)

 最後は300勝投手・鈴木啓示が背負った近鉄の永久欠番1番を着けた中島が、空振り三振に倒れて試合終了。オリックス打線は南海のユニホームを着たソフトバンク投手陣にわずか4安打、暴投による1点に抑え込まれ、連勝は3でストップ。昨年8月から続いていた京セラドームでのソフトバンク戦の連勝も5で止まった。

 試合前から不穏な空気は漂っていた。この3連戦は近鉄のユニホームで戦う。福良監督は強烈に拒否反応を示していた。

 「おかしいやろう。オレだけ着ないでおこうかな」

 いくら復刻とはいえ阪急、合併前のオリックス時代にしのぎを削ったライバルチームのユニホームを着ることには抵抗があった。さすがにメンバー交換ではユニホーム姿を披露したが、その後は「Bs」と胸にワッペンの入った上着を着たまま指揮を執り続けた。

 場内は80年代のヒット曲が流れスタンドからは「南海倒せ!おー!」、「いてまえ!」の掛け声を合図に近鉄時代の応援歌も流れたが、いてまえ打線がよみがえることはなかった。

 福良監督は「西は粘ってくれたけどね。中田は適当に荒れていて絞りづらかったかな。また明日、頑張ります」とサバサバと振り返った。首位楽天とは2ゲーム差に開いた。

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