ヤクルト、25イニングぶりの得点 雄平が2号2ラン
「ヤクルト-巨人」(29日、神宮球場)
ヤクルトが七回、25イニングぶりの得点を挙げた。
2試合連続の完封負けを喫しているヤクルトは、1死後、巨人・2番手の篠原からバレンティンが四球を選び、出塁。続く、雄平がストレートをたたいて、右翼席へ高々と運ぶ2号2ランを放った。
ヤクルトは初回に1死一、三塁をはじめ、二回2死一、二塁、三回2死一、二塁、五回2死満塁、六回2死一、二塁と、再三得点圏に走者は出すものの、8四死球と制球に苦しむ巨人の先発・田口からあと一本が出ずに、0行進が続いていた。
巨人打線を七回まで散発5安打に抑えていた先発・小川にようやく援護点をプレゼントした。
強力打線がウリのヤクルトだが、川端、畠山ら主力のけがもあり、開幕から低調。前日まで打率・230でリーグ最低となっていた。