ロッテの同期コンビ「チーム五木」、息ピッタリ 初勝利の二木&ダメ押し弾の三木

 「西武3-6ロッテ」(29日、メットライフドーム)

 先発して今季初勝利をマークした二木康太投手(21)、その初勝利をアシストした三木亮内野手(25)、その名も「チーム五木」。13年ドラフト同期2人の絆の深さが改めて証明された。

 1点差に追い上げられた直後の九回1死二塁。三木が武隈の内角球をたたいた。いわゆる、「大根切り」のようだったが、打球は左翼席に飛び込む1号2ラン。ダメ押し弾となった。

 二木は15年10月5日の日本ハム戦でデビューした。実はこの試合でプロ初本塁打を放ったのが三木だった。それ以来の1発だった。

 三木は「久しぶりのホームラン。いい場面で出ました。追加点が取れてよかった」と言いながら、「二木が投げた試合以来ですね」と笑った。

 「守備の人」と言われるように内野ならどこでもOKだ。課題は打撃の向上でコツコツと努力を重ね、出番に備えている。

 もちろん、二木もその日をハッキリと覚えている。「ボクの初登板の時に打ったんですよ」。

 同期の桜として、因縁は付いて回る。この夜、「チーム五木」が祝杯を挙げて、マイクを握ったかどうか定かではない。

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