張本氏、18-17決着「むちゃくちゃなゲーム」清宮の素質には期待大
野球解説者の張本勲氏が30日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8時)の人気コーナー「御意見番スポーツ」で、18-17で終わった27日の高校野球・春季東京大会決勝、早実-日大三戦について、「むちゃくちゃなゲーム、プロ野球よりひどい」などと論評した。
異例のナイター決勝として行われた早実-日大三戦は、「怪物スラッガー」早実・清宮幸太郎内野手(3年)の人気もあり2万人の観衆が東京・神宮球場に集まった。試合は序盤から点の取り合いとなり延長戦に突入。午後6時開始の試合が終わったのは午後10時過ぎとなった。
MCの関口宏は「18-17の点数だけ見たら何の試合だか分かりませんよね。ピッチャーが弱いんですかね」と振ると、張本氏は、「球が飛びすぎてるよ、今は。高校野球は金属バットだから余計飛びますよ」と語った。この日は冒頭のプロ野球解説でも、開幕1カ月が経過した今シーズンについて、「また球が飛び出した」と言及していた。
張本氏はまた、今秋のドラフト1位候補・清宮について、「いいですね楽しみ。(プロへ行くかは)どうでしょう本人のね、希望もあるでしょうから…分かりません。親に聞いたら分かるかも」と目を細めながら話していた。