坂口V内野安打でヤクルト最下位脱出 真中監督「ラッキー」

 「ヤクルト3-2巨人」(30日、神宮球場)

 執念の一打だった。2-2の同点で迎えた七回1死一、三塁。ヤクルト・坂口は「つないでくれたので、何とか1点入れば」と3番手・マシソンの初球をたたいた。打球は高いバウンドで二塁へ。中井が送球の判断を迷う間に三走・中村が決勝のホームを踏んだ。

 10日にインフルエンザA型で登録抹消。18日から2軍戦に出場し、試合後は若手選手に混ざって特打を行ってきた。「もちろん(1軍の)試合に出ている方が良かったけど、ファームで時間を割いて振り込めた」と手応えをつかんでいた。

 21日の再昇格後は35打数12安打の打率・343。7試合連続安打と好調をキープしている。1番打者として「とにかく塁に出て、後ろにつなげようという思い」で取り組んでいる。

 真中監督は「判断しずらいところに飛んだ。ラッキーな当たりでした」と決勝内野安打を振り返った。2試合連続で1点差試合を制し、最下位を脱出。お立ち台で坂口は「完璧な当たりを打ってここに立ちたい」とさらなる爆発を誓った。

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