NTT西日本・大城、優勝弾 今秋ドラフト候補2戦連発
「JABA京都大会・決勝、NTT西日本9-0三菱重工広島」(1日、わかさスタジアム京都)
NTT西日本が三菱重工広島を下して優勝し、10月に行われる日本選手権への出場権を獲得した。今秋ドラフト候補の大城卓三捕手(24)が、2試合連発となる決勝弾を含む2安打3打点の活躍で頂点へ導いた。
二回1死。初球の直球を捉えると、「打った瞬間いったと思った」。右中間へ推定飛距離130メートルの特大ソロ。決勝の前に行われた準決勝でも左中間最深部へ3ランを放っており、阪神など複数球団が視察する前でパンチ力を見せつけた。
同社の先輩、DeNA・戸柱のような捕手が目標。臨時コーチの元オリックス・野田浩司氏から配球を学び、課題の守備でも成長を遂げている。「今年はプロ入りを目指している」。社会人3年目は貪欲に結果を求めていく。