巨人・菅野、セ28年ぶりの3試合連続完封勝利「最高に気持ちいい」
「巨人5-0DeNA」(2日、東京ドーム)
巨人・菅野智之投手が5安打無四球9奪三振の力投で完封勝ち。セリーグでは1989年の巨人・斎藤雅樹以来、28年ぶりとなる3試合連続完封勝利をマークした。
菅野は二回2死二、三塁のピンチで高城を三振に仕留めて脱すると、四回に筒香、ロペスに連打を許して1死一、二塁とされたものの、後続を打ち取った。後半はギアを上げると、六回からは1人の走者も許さず、135球の熱投でスコアボードに「0」を並べ続けた。
菅野は試合後、「最高に気持ちいいです。目標にしている大投手の一人なので、そういうピッチャーに並べて本当に光栄に思ってます」と斎藤氏に並ぶ3試合連続完封に笑顔をのぞかせた。自らの投球については「ここ最近で一番苦しい展開というか、調子自体もあまりよくなかったんですけど、5点取ってくれたので楽に投げられました」と本調子でなかったことを明かした。
これで無傷の4連勝となったが、本拠地・東京ドームでは今季初勝利。「この東京ドームで完封するのは格別のものがあるので。これから何回もできるように頑張っていきたい」と意欲を見せていた。