ソフトバンクが3位浮上 甲斐が満塁でプロ初本塁打 上林も2発
「ソフトバンク14-4西武」(2日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクが大勝し、西武と入れ替わって3位に浮上した。打線が先発全員の17安打で14点を奪った。
打線が序盤から爆発し、2点ビハインドの二回、7年目の甲斐が2死満塁でうれしいプロ入り初アーチ。逆転に成功すると、三回には上林が3号3ランを放ち、下位打線の2人の一発で大量リードを奪った。
五回には松田の2号2ランで中押し。八回にはデスパイネ、松田の適時打、上林のこの試合2本目となる4号2ランで5点を加え、ダメを押した。
先発の千賀は6回2失点で4勝目。
千賀との“育成出身バッテリー”を組んだ7年目の甲斐は、うれしい初本塁打に「何とか千賀を助けたかった。何とか打てたので良かったです。最高です」と初めてのお立ち台でほおを緩めていた。
また、3安打5打点の上林は「最高の結果になって良かったです。これからもチームに貢献できるように頑張っていきます」とコメントした。
西武・中村は6、7号の1試合2発の“おかわり弾”も空砲に。来日初登板となった先発・キャンデラリオが3回で6三振を奪ったが、9安打7失点と期待にこたえられなかった。