日本ハム・栗山監督、大勝にも手綱緩めず「あしたのこと考えてた」

 「日本ハム11-0ロッテ」(2日、札幌ドーム)

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が5月最初となった試合に大勝。白星発進にも手綱を締めた。

 最下位で5月を迎えたが、最初の試合を11安打で、今季初となる2桁11得点。投げては先発の高梨が3安打完封勝利と、まさに完勝だった。高梨については「点差が開いたことによって、テンポのいい自分の持ち味を出せた。負けが込むと、思いきってやれない状態になるというか。そうならないようにしっかりやります」と振り返った。

 4月に挙げた6勝のうち3点差以上をつけて勝ったのはわずかに1試合。胃の痛くなるような試合ばかりだったが、久々のワンサイドゲームとなった。それでも「試合の途中からあしたのことばかり、考えていた。勝利につながるようにしっかりやっていきます」と気を引き締めた。

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