DeNAドラ1浜口、収穫アリの初黒星 菅野との投げ合いで「心の強さ」学ぶ
「巨人5-0DeNA」(2日、東京ドーム)
プロの洗礼を浴びた。6回を9安打4失点。DeNAのドラフト1位・浜口遥大投手(22)=神奈川大=が初黒星を喫した。
巨人打線との初対決でひるむことはなかったが、詰めの甘さを露呈した。一回に坂本勇にソロを浴びて先制点を献上。0-2の五回2死満塁でマギーにチェンジアップを中前に運ばれ、2点適時打を浴びた。「あの2点が悔いが残ります。ボールも甘かったですし、悔しいです」と唇をかんだ。
球界を代表する投手、巨人・菅野との投げ合い。「1点勝負になることは分かっていました」と失点を重ねたことを猛省した。ただし「完封するつもりで投げていたと思う。心の強さがありました」と菅野から多くのことを学び、敗戦の中にも“収穫”はあった。
浜口について、ラミレス監督は「結果的に8奪三振。全体的には、いいピッチングをしたと思います」と一定の評価を与えた。開幕ローテの座をつかみ取り、ここまで2勝1敗と堂々たる成績を残してきた。新人左腕は「しっかり修正したいと思います。次回は勝てるように頑張ります」と前を向き、奮闘を誓った。