大阪桐蔭がサヨナラ勝ち 関大北陽を延長で振り切る 5回戦進出

春季大阪大会4回戦で関大北陽にサヨナラ勝ちするも、ミスが相次いだ試合に険しい表情を見せる大阪桐蔭・西谷監督(中央)=大阪市南港中央球場
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 「春季高校野球・大阪大会4回戦、大阪桐蔭7-6関大北陽」(3日、南港中央)

 今春センバツ優勝の大阪桐蔭が、関大北陽にサヨナラ勝ちし、5回戦に進出した。延長十回1死満塁で藤原恭大外野手(2年)が右前適時打を放って試合を決めた。

 関大北陽とは16年春季大阪大会から4季連続の対戦。昨夏の大阪大会3回戦で敗れるなど苦戦していたが、センバツ王者は追い込まれた状況で底力を見せた。

 1点リードの八回に適時失策などで、4点を奪われて逆転を許した。しかし、3点を追う直後の八回に、泉口友汰内野手(3年)の適時打など3安打を集めて同点に追い付き、3投手の継投で粘る関大北陽を振り切った。

 西谷浩一監督は、試合序盤から失策や、記録に表れないミスが続いた展開に「ミスがあれだけ出るとね…。課題の多かった試合でした。サインを出さずに点を取らないといけないけど、負けそうだったので攻撃でも動かしました」と振り返った。

 大阪桐蔭の先発は以下の通り。

 1番・中堅 藤原恭大外野手(2年)

 2番・左翼 宮崎仁斗外野手(2年)

 3番・一塁 中川卓也内野手(2年)

 4番・三塁 山田健太内野手(2年)

 5番・右翼 山本ダンテ武蔵外野手(3年)

 6番・捕手 福井章吾捕手(3年)

 7番・遊撃 泉口友汰内野手(3年)

 8番・二塁 加藤大貴内野手(3年)

 9番・投手 柿木蓮投手(2年)

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