ソフトバンクが3連勝 上林が満塁弾 2失点好投の東浜が3勝目
「ソフトバンク6-2西武」(3日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクが投打かみ合って3連勝、貯金を今季最多の4とした。上林誠知外野手が、2試合連発となる5号逆転満塁本塁打を放つと、投げては先発の東浜巨投手が7回2/3を5安打2失点で3勝目を挙げた。
「8番・右翼」で先発した上林は2点ビハインドの四回2死満塁で、西武の先発右腕、高橋光の真ん中高めの147キロ直球を右翼席上段へと運んだ。
前夜も2本塁打を放つなど5打点、この試合でも2安打5打点と勝利に大きく貢献した。
連日のお立ち台となった上林は、「出来すぎです。あしたケガしないように頑張ります」と冗舌。満塁弾については「前の打席の松田さんが三振してしまったので、僕が打ってやろうと思っていました。あんまり満塁で期待されても困るが、たまに打てるように頑張ります」とほおを緩めていた。
また、自身3連勝の東浜は「先に2点を取られてしまったが、上林が4点取ってくれて、きょうは仲間に感謝したいと思います。打線も活発ですし、自分の仕事をすることだけを考えて投げました」と笑みを見せた。
一方の西武は三回に源田の適時三塁打と浅村の適時打で2点を先制するも、その後は立ち直った東浜の前に四回から七回まで三者凡退に打ち取られた。高橋光は6回5失点で4敗目。チームも連敗で勝率を5割に戻した。