大阪桐蔭 五回コールド大勝で大阪大会8強
「春季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭11-1大阪偕星」(4日、舞洲)
今春センバツ優勝の大阪桐蔭が、大阪偕星を五回コールドで下して準々決勝に進出した。
0-1の初回、先頭の藤原恭大外野手(2年)が右翼席へ高校通算13本塁打目となる先頭打者本塁打。二回に1点を勝ち越すと、三回は打者11人の攻撃で6点を奪った。五回に山田健太内野手(2年)が左中間へ2点二塁打を放って試合を決めた。
投手、内外野をこなす“3刀流”根尾昂外野手(2年)が腰を痛め、正二塁手の坂之下晴人内野手(3年)は打球を目に当てるアクシデントで出場を回避している状況で、3日の4回戦は関大北陽に苦戦。それでもしっかり修正して、投打で大阪偕星を圧倒した。
西谷浩一監督は「結果的にこういう展開だったけど、(先発の)横川は立ち上がりに失点しているんでね。結果的に踏みとどまりましたけど」と快勝にも納得する様子はなかった。
大阪桐蔭の先発は以下の通り。
1番・中堅 藤原恭大外野手(2年)
2番・遊撃 泉口友汰内野手(3年)
3番・一塁 中川卓也内野手(2年)
4番・三塁 山田健太内野手(2年)
5番・右翼 山本ダンテ武蔵外野手(3年)
6番・捕手 福井章吾捕手(3年)
7番・二塁 加藤大貴内野手(3年)
8番・左翼 坂本義生外野手(3年)
9番・投手 横川凱投手(2年)