DeNA“恐怖の2番打者”梶谷が豪快弾 リーグトップの6号2ラン
「巨人2-5DeNA」(4日、東京ドーム)
DeNA・梶谷隆幸外野手が、豪快な一発を放って勝利に貢献した。
“恐怖の2番打者”が、躍動した。2-0の三回1死一塁。梶谷が宮国のスライダーを捉え、左中間スタンドに運んだ。相手に特大のダメージを与える6号2ラン。「しっかりコンタクトできた」と自画自賛した。
試合前の時点で、得点圏打率・148で「自由に打ってもらう。梶谷は、2番でものすごく生きる選手だと思う」とラミレス監督が3番から、4月18日・広島戦以来となる2番に戻した。調子を落としていたが、“定位置”に座り、本領を発揮した。
同じ88年生まれの同級生、宮崎敏郎内野手の存在も刺激になった。3日に左脇腹痛から復帰した宮崎はこの日、5番に座り二回に先制の1号2ランを放つなど今季初の3安打猛打賞。梶谷は「僕が一番うれしい。同級生なんで2人で頑張りたい」と奮闘を力強く誓った。
本塁打数も6本でリーグ単独トップに躍り出た梶谷は、「今だけです」と笑い飛ばしつつ、その表情には充実感が漂っていた。指揮官は、「これからどんどん上がっていくと思います」と期待した。
チームは連敗を止め同一カード3連敗も阻止した。頼もしい男が、打線をけん引する。