「ロッテ２－３ソフトバンク」（５日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　あまりにもドラマチックな暗転で今季２度目の５連敗を喫した。ロッテ・伊東勤監督（５４）は「現状はいっぱい、いっぱいできることをやっている。選手たちは今日こそと思っている」と話し、「誰も責めることはできない」と続けた。

　完全な勝ちゲームだった。涌井が７回を無失点、内が八回を片付けて、２点リードで守護神・益田の出番だったが、ＺＯＺＯマリンに悲鳴が２度上がった。先頭の内川を歩かせると、３タコだった元僚友デスパイネに左翼席へ同点２ランを被弾。さらに２死後、上林に決勝ソロを右翼席に突き刺された。

　「こどもさんが大勢来て、いいプレゼントができると思ったが。野球の難しさということか…」と指揮官。林球団本部長は「早めにとは思っている」と、現状打破へ新外国人獲得へ動いていることを明らかにした。