浦和学院が5連覇 花咲徳栄とのライバル対決制す 森監督「成長感じられた」
「春季高校野球・埼玉大会・決勝、浦和学院7-6花咲徳栄」(6日、大宮公園野球場)
浦和学院が延長十回サヨナラ勝ちで、5年連続14度目の優勝を飾った。
最大4点のリードを追いつかれる展開。八回に1点を勝ち越しながら、九回に再び同点とされ、延長戦にもつれ込んだ。それでも、十回無死二、三塁から5番・山本晃大外野手(3年)がサヨナラの左前適時打を放って、粘る花咲徳栄を振り切った。
昨秋に続き、最大のライバルに県大会決勝で連勝。森士(おさむ)監督は「追いつかれても慌てないでリズムを取り戻したところに成長を感じられた。夏の開幕に向けて準備を進めていきたい」と手応えを感じた様子。殊勲の山本は「みんなつないでくれた思いに応えたかったのでよかった。関東大会で戦えることに感謝して、自分たちの戦いをしっかりしていきたい」と、声を弾ませた。