中日 4年目・鈴木翔太がプロ初勝利 13年秋のドラフト1位

 「中日8-3DeNA」(9日、岐阜市長良川球場)

 中日は2013年秋のドラフト1位で先発の4年目・鈴木翔太投手が5回2/3、8安打2失点でプロ初勝利を挙げた。

 三回1死二、三塁からバッテリーエラーで1点を先制。さらに堂上の右前適時打、大島のライトゴロ、ビシエドの右越え5号2ランでこの回5点を奪った。四回はゲレーロの左中間6号ソロで1点を追加。七回はビシエドの左前適時打と平田の右前適時打で2点を加えた。

 プロ初勝利の鈴木は、「正直、実感はないです。4年目での初勝利なので、すごくうれしいです。真っすぐで押していって最後はフォークボールが良かった。(味方の5得点ではバント成功)3バントだったが決められて良かった。(五回無死一、二塁から三者三振)をランナー出してからも一人一人キッチリ抑えようと思った。(無四球に)そこは粘り強く投げられた」と4年目らしく淡々と喜びを表すと、小雨の中でウイニングボールを手に、「ここまで時間がかかったので、これからもっと貢献できるように頑張りたい」と誓った。

 DeNAは2連敗。先発・浜口が4回4安打6失点で2敗目(2勝)。0-6の六回はロペスが左越え6号2ラン。2-8の八回は2死から筒香、宮崎の連続二塁打で1点。

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