ヤクルト 3カードぶりの勝ち越し 山田が2年ぶり4安打
「ヤクルト12-3広島」(11日、神宮球場)
ヤクルトが先発野手全員安打となる15安打12点の大勝で3カードぶりの勝ち越しを決めた。
打線をけん引したのはトリプルスリー男だった。山田が初回に左前打、三回は右前打を放つと、二盗にも成功。今季6個の盗塁をマーク。1点を勝ち越した直後の四回2死一、三塁では左前適時打を放ち、今季初の猛打賞とした。
それだけにはとどまらなかった。六回2死一、三塁でもこの日2打点目となる左前適時打で、2015年8月8日の中日戦(神宮)以来となる1試合4安打をマーク。
お立ち台で山田は「迷うことなく自分のスイングができました。チームの雰囲気がすごく良くて、いい流れで打つことができた」と充実の表情を浮かべた。真中監督は「この感じを継続してくれれば、チームも盛り上がると思う」と話した。