DeNAまた天敵にやられた ラミレス監督 メッセに脱帽

 「DeNA1-4阪神」(12日、横浜スタジアム)

 DeNAは、天敵を攻略できなかった。メッセンジャーに7回を1得点に抑え込まれるなど打線が振るわずに敗れた。アレックス・ラミレス監督は「打つべきところで打てなかったということ」と険しい表情で嘆いた。

 右腕から9安打を放ちチャンスは作ったが、あと1本が出なかった。四回に宮崎の右中間への適時二塁打で1点を奪うのが精いっぱい。「メッセンジャーは、リーグでも屈指のピッチャー。どのアウトカウントでも、ランナーがスコアリングポジションにいても、ピンチになればなるほどタフになる。そこを打ち崩せなかった」と脱帽した。

 動かずに“我慢”した采配も実らなかった。1点を追う六回。2死一、二塁で投手の井納に代打を出さず無得点に終わり、結果的に裏目に出た。昨季3敗(1勝)とカモにされたメッセンジャーに、また苦しめられてしまった。

 本拠地に帰り、必勝を期した一戦でチームは敗れてしまい、連勝も止まった。再び借金生活に戻り、今季初の貯金もまたお預けだ。「次はしっかり点を取りたい」と指揮官は決意のこもった表情でリベンジを誓った。

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