早大・小島がリーグ戦初完封!13年センバツV左腕

 「東京六大学野球、早大1-0立大」(14日、神宮球場)

 早大が先勝。小島和哉投手(3年・浦和学院)が散発2安打でリーグ戦初完封勝利を飾った。

 130キロ台後半のキレのある直球に、スライダー、ツーシームなどを制球よく投げ込み、与えた四球も1つだけ。立大に二塁も踏ませず、1点を守り抜いた。

 右足首をひねった影響で、東大戦はベンチ外。負傷明けで任された1回戦の先発だった。エースの重責を果たし「勝てたことにホッとした」と、頬をゆるめた13年センバツV左腕。昨春に1度完投があったにもかかわらず、報道陣に「初完投ですよね?」と確認するほど、試合に集中していた。

 5校が勝ち点2を挙げるし烈な優勝争いの中、前節まで首位の立大に競り勝って挙げた大きな白星。高橋広監督も「最少得点、最少失点で勝つのは、最高の試合とよく言っている。今日は小島に尽きる」と、賛辞を惜しまなかった。

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