大阪桐蔭トリオ活躍で立大18年ぶりVに前進 笠松先制打、田中誠3勝目、峯本スクイズ

 「東京六大学野球、立大6-4早大」(16日、神宮球場)

 立大が快勝。勝ち点3とし、優勝に前進した。20日からの明大戦に連勝すれば、99年秋以来18年ぶりのリーグ制覇が決まる。

 初回に4番・笠松悠哉内野手(4年・大阪桐蔭)の中前適時打で先制。六回は4連続適時打で一挙4点を挙げ、試合を優位に運んだ。先発した田中誠也投手(2年・大阪桐蔭)が、六回途中1失点で今季3勝目を挙げた。

 立大は直近の6シーズンで、あと一歩のV逸が3度。勝負所でのもろさがあった。だが、この日は1回戦で完封された早大・小島を攻略。敗れれば終戦の窮地に追い込まれながら、連勝で盛り返した。笠松は「1戦ごとに切り替えられている。引きずらずに、一人一人が反省点を考えられるようになっている」と、違いを明かす。

 七回には峯本匠内野手(3年・大阪桐蔭)がスクイズで貴重な6点目を追加。“大阪桐蔭トリオ”が大一番でしっかりと力を発揮した。12年に甲子園春夏連覇を達成している笠松も、大学では悔しい経験ばかり。優勝がかかる明大戦を見据え「あと1勝の重さ、怖さを体験している。勝ちきらないと、立教の歴史は変わらない。同じ失敗を何度もしたくない。あとは勝ちきるだけ」と、決意を込めた。

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