自力V消滅ロッテの救世主となるか…石川&角中が2軍戦で手応え
「イースタン、楽天1-2ロッテ」(16日、Koboパーク宮城)
ロッテは16日の西武戦に敗れ、借金「18」で37試合目にして自力Vが消滅したが、逆襲に向けて2人の男が早期復帰しそうだ。
この日、ナイターで行われたイースタン・リーグ・楽天戦で不調のためファーム落ちしていた石川歩投手が先発。7回を投げて99球で被安打5、6奪三振、3四死球、1失点(自責1)。MAXは149キロだった。
昨年、パ・リーグの最優秀防御率のタイトルを獲得した石川。不調からの脱出に手応えを感じたようで、「前回よりもかなり手ごたえを感じています。自分の思うようにボールをコントロールすることができている。状態はとてもいいです」と明るい表情で話した。
23日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で復帰する可能性が濃厚となった。
また、右脇腹を痛めて出場選手登録を抹消されていた昨年の首位打者・角中勝也外野手も「3番・DH」でスタメン出場。2打数無安打、1四球だったが、「一か月ぶりの試合にしては、そこそこボールを見ることができたのではないかなあと思います。一日でも早くという気持ちもありますが、今はしっかりと調整をしていきたいと思います」と前向きに話した。
17日も同2軍戦に出場して患部の状態をチェックするが、早ければ19日の楽天戦(ZOZOマリン)から復帰することになる。
最下位を独走するロッテに明るい材料が整ってきた。